「定着」ということ

 先日の理科・社会入試対策講座(通称、理社講座)で、こんな一幕があった。

 

 「今、一生懸命に演習をしたな。この部分について何か質問はあるかね?」

 

 「いや、大丈夫です。」

 

 「ホントに大丈夫かね?」

 

 「はいはい、大丈夫です。」

 

 「では、同じ問題をコピーしてきて、今からやってみろ・・・となれば、完璧に全問正解できるはずだな??」

 

 「・・・いや、それはちょっと。」

 

 多少なりとも意地の悪い質問であるが、何かを学んだのであれば、それを「身につけること」が大切である。現場に立つ我々講師から見れば、「大切」という漢字二文字の単語だけでは表現しきれないほど、とっても重要な、いわば学習における要諦と言ってもよい。

 

 机に座って、勉強をすることは大切である。しかし、それが「作業」になってはいけない。

 

 ここで具体的な例をあげよう。「英単語」の習得である。

 

 「塾長~。英単語が覚えられません。」

 

 「毎日30分以上、練習してください。」

 

 「毎日やってますけど、覚えられません。」

 

 「・・おいおい、ただ書けばいいって訳じゃないぞ。英単語を練習するときには、ホントに集中しなきゃいけない。」

 「英単語を見て、発音しながら、スペル以外にも和訳の日本語を織り交ぜながら、常に目の前の英単語のことだけを考えながら練習することが大切なのだよ。練習中は、目の前の英単語のこと以外は、考えるな! 英単語だけを見つめろ! 英単語のことだけを想え!!」

 

 「・・・ちょっと、危ない人ですね(笑)。」

 

 「まっ、確かに誇大表現の感は否めないが・・・、それぐらい集中せよっていう誇張表現だよ。」

 

 

 話が横道に逸れそうなので、本題に戻そう。

 

 何かを学んだ時には、それが自分自身で再現できるかどうかが大切である。英単語を練習したなら、確実に覚えたかどうかを自分自身でテストしてみれば良い。数学の証明問題を学習したなら、もう一度最初から、何も見ない状態で再現できるかどうかを自分自身で試してみると良い。独力で再現できた時、本当の「定着」が完了したと思っていい。定着ができていないとせっかく時間をかけて勉強しても意味がなくなってしまう。

 

 中高生諸君よ、ホントに定着したかどうかを、毎晩寝る前にもう一度確認してから寝よう! 

 

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