成績をあげる方法

 期末試験も終わり、二学期も残すところわずかとなった。

 

「どうだ? テストは返ってきたかね?」

 

「ああ。順位もでたよ。」

 

「ほう。それで? 念願の50番以内に入れたかな?」

 

「38位だった!」

 

「おお~。パチパチパチ(拍手)!! 素晴らしいね。」

 

「まあね。」

 

「やはり、私の明瞭かつ華麗な指導のたまものか・・・。」

 

「いやいやいや、オレ、天才だから。」

 

「あっ、そうなんだ。へえ。良かったね。」

 

 中学生のテスト結果には、毎回、一喜一憂させられるものだ。いい時もあれば、悪い時もある。しかし、今回のテスト結果では、念願だった自己目標をはじめてクリアした生徒のちょっと得意げな表情を見ることができた。思春期独特のちょっと斜に構えながらもそれに徹しきれないという表情。素直に喜びを表現してしまう自分はカッコ悪い。しかし、うれしくてたまらないという気持ちが透けて見えてしまうという複雑な表情である。内心思わず笑ってしまった。思春期とは実に面倒くさいものである。日々、中高生らと接していると、生徒の考えていることや感じていることが手に取るように分かる瞬間がある。不思議だなと思う瞬間である。

 

 中学校に入学した当初、学年でも下の方からスタートした彼の成績だが、約二年かけてここまで上昇した。ひとえに彼の努力である。これまで、毎回、テスト前とテスト後には辛口コメントを連発したものだが、くじけることなく、ここまで成長してくれて実にうれしく思う。

 

 テストの得点アップすることは実に簡単なことだ。

 

 テスト範囲を完全に「定着」させるだけで良い。

 

 その「定着」までの道のりが個々人で大きく異なるがゆえに、個々人で悩むこともまた多いのだろう。学習した内容を理解する。ここまでは多くの生徒が実践できていることだ。しかし、その後の「定着」という作業を、放棄してしまう生徒が実に多い。人間は物事を忘れていくのが普通なのだから、それを忘れずに覚えておくための工夫が必要となる。

 

 それが「定着」させるための作業である。

 

 例えば、授業で理解した事柄を、その日の夜にもう一度実践してみると良い。

 それも、ただノートを見返す・・・とか、教科書を眺める・・・といった「インプット」的な方法ではなく、授業の中で解いた問題を、もう一度解きなおしてみるという「アウトプット」的な方法論で取り組んだ方が良い。本当に理解して、身についているかは、アウトプットできるかどうかで決まると考えて差し支えないだろう。本当に定着しているか、定着したつもりになっているかは、授業で扱った問題を自力で解き明かせるかどうかという実践で決まる、と考えてほしい。

 

 つまり、定着させるための最も良い方法は、復習することである。それも、翌日、そして三日目、最後に五日目に復習をしておくと効果的であることは脳科学的にも立証されている。我々の脳は、その回数が多ければ多いほど記憶するようにできているのである。それゆえに、回数を意図的に増やして、復習をすることで、誰であれ、どんな事柄であれ、定着させることができる。要は、この努力を放棄せずに実践できる生徒だけが成績を確実にあげていくものなのである。

 

 成績アップを志す諸君は、ぜひ、復習に取り組んでもらいたい。

 

 

 

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